「株式会社高知丸高」インタビュー
高野 光二郎
■入会のきっかけ
高知に帰ってきた当時、高知丸高の関連会社が旅館業を営んでおりましたので、関係者の勧めで旅館組合に入会しておりました。そこで、今でも親しくお付き合いをさせて頂いているホテル日航高知旭ロイヤルの東富さんと出会い、YEGに誘って頂いた事がきっかけで2003年7月に入会しました。
■青年部の印象
入会当初は、現役&•OBの諸兄それぞれの業界を牽引されている方々、思想や職種の幅も広く、とにかく頼りがいのある先輩が多くいらっしゃって、メンバー同士非常に仲も良いという印象でした。当時、県外から地元高知に帰ってきたばかりの自分に対して、親身になって色々なご指導、多くの叱咤激励を賜りました。
また、Y EGは組織として非常に人間味溢れる団体だと思いますね。昔は、鏡川まつりの企画•運営、最近では、よさこい祭りの高知駅前演舞場の運営など、地元のイベントやまつりを通じて、仲間と過ごす経験は他では得難いものです。
在籍した期間を通じてたくさんの先輩や友人に出会えたことが青年部での財産です。
■自社PR
弊社は、父がお金も何も無い時代に、苦労を重ねて高知丸高を創業しました。
創業以来、基礎工事のパイオニアとして、第一線で活躍し、世の中のニーズに対応した施工技術の開発に取り組んでまいりました。特に特殊な条件下での工事や岩盤削孔工事においては、数多くの実績と成果を上げております。
また、土木・基礎工事・橋梁・防災製品など、幅広く事業を展開しており、今年で会社創立55周年を迎えます。
これからの歩みは、更なる高知への恩返しです。今まで以上に、オンリーワン高知、メイドイン高知を売り込み挑戦していきたい。
高知丸高は、県内よりも県外での仕事が多いのも特徴のひとつです。
遠く県外の現場まで、機材を運ぶ運転手から施工・メンテナンスの技術者まで、1つのチーム(班)として向かいます。同じく、一昨年から取り組んでいるODAで中国やパキスタンやミャンマーなどの海外で、現地の駅や橋を作っていますが、その時も高知の企業と一緒にタッグを組み、チーム高知で仕事を行っています。
日本国内で人口が減っている中、県外のみならず海外に仕事を取りに行き、そこで、メイドイン高知の企業が作り出した技術やアイデアを発信し続けていきたい。
■最後に一言
17年間もの長い間在籍してきましたが、Y EGでの活動は数えるばかりでした。
印象に残っているのは、地震防災委員会で神戸に行った時に、皆でワインを飲んで馬鹿騒ぎなどの粗相をおかして、先輩にすごく怒られたこと。振り返れば楽しい思い出です。
活動が終わって寂しいという感覚はなく、苦労してきたということもないですが、YEGの皆さんと知り合えて良かったですし、卒業してもその関係が崩れるわけではないので、
これからもYEGで繋がっている皆さんに、悩み事や相談事があればいつでも連絡して来て下さい。逆に、卒業してもこれからもよろしくという気持ちです。