「SELECT」卒業年度インタビュー
三宮 幸弘

■入会のきっかけ
高知YEGへの入会は2011年の4月でした。入会当初は、サラリーマンでして、当時勤めていた会社の社長からの勧めがあり入会しました。入会当初は私自身31歳で、ほとんどの会員が先輩で、まだ昭和の縦社会の名残があるなか圧倒されていた記憶があります。また、100名を超える異業種の方々の集まりでもあるため、1年目から沢山の刺激も受けました。

■青年部の印象
YEGとは、交流の場、自己研鑽の場、人づくりの場であり、そこで何を学び会得し、それを糧に自らの企業や地域をいかに発展させていくのがYEG活動そのものであり、その中からやる気のあるものが生まれ、仲間や組織を動かし地域を活性化していく、そういう団体かなと思います。
仕事でもない、上司でも部下でもないという関係、そしてYEG歴の長い先輩や後輩がいたりする中で役目を擬似的に背負わされるという事が多々あります。その中で、いろいろな場で自分の意見を言うことも大切ですが、意見に耳を傾けることはより一層大切です。他の意見とぶつかった時にどのように捉え、どのように対処するかで、様々な見方もできるようになります。
また、委員会や事業に単に参加するだけではなく、自分ができることを探し、積極的に参画し、信頼を得ることが大切です。そうすることで、周囲から「自身の青年経済人として、人としての評価」が生まれてくるんだと思います。

■自社PR
「つながり」を大切に。 細かなリフォームから 大型リフォームまで対応しております。
現代社会は目覚ましく変化しており、工法や材料、ニーズも多様化し古くからあるものと新しくできたもの、そのどちらにも対応していかなければなりません。 お客様の価値観は十人十色。機能性を追及し使いやすさにこだわる人もいれば、コストパフォーマンスを期待することもあるでしょう。 一人ひとりのライフスタイルや趣味、理想の住空間などをヒアリングしたうえで、長年の経験から得た知識に基づいてプランを提案いたします。

■最後に一言
私自身、入会当初は右も左も分からず、こういった青年経済団体に入ることも初めての事だったので、とりあえず可能な限り各事業に参加することを心掛けておりました。参加をしていくうちに、参加しなければ得られないものも沢山あり、YEG活動を通じてかけがえのない仲間、先輩、後輩との出会いがありました。そして、高知YEG内だけでなく、高知県連、四国ブロックへも出向させていただき、それぞれの地でも沢山の仲間ができました。日本YEGへは出向できませんでしたが、会長研修会年度に単会会長を仰せつかり、全国各地でも仲間ができました。
会長所信にも記載はしておりましたが、我々の責務は自らの企業を発展させ、経済活動等で得た利益を少しでも地域に対して長期的に還元することであると考えます。
しかし、入会をしただけで人脈が増えるはずもなく、自企業の発展には繋がらなりません。事業をみんなで作り上げていく過程で人となりを知ってもらい、絆や信頼関係が築けた結果がビジネスヘと繋がっていきます。 良い出会いはYEG活動に限らず人生を通じた財産にもなります。色んな人の知識や考え方に触れる事で、自らも色々な目線で考えることができるようになります。
自分たちの先輩が卒業した時に残ったメンバーでどうなるか、どうするかを考えてYEG活動をしてもらいたいですね。自分たちが卒業しても後輩にしっかりと繋げていけるように、危機感を持って、何の為のYEGなのかを考えてほしいです。 しかし、自身や家庭があっての仕事、仕事あってのYEG活動です。YEG活動にのめり込みすぎて、家庭や仕事を失うことがないように、立ち止まることも大事だと思います。
最後に、高知YEGという歴史のある団体である強み、青年経済人の団体である強み、異業種の集まりである強みを活かしていただき、地域に愛され、必要とされ、誇れる組織になってもらいたいと思います。